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畳表ができるまで
藺草をそだてる
畳表に使われる藺草は、苗を増やし栽培します。苗から畳で使う長さに育てるのに、一年六か月もの時間を要します。藺草の苗は非常に繊細なので、細心の注意を払い育てます。
十一月から十二月になると、苗を本田に植え付けます。ゴールデンウィーク前には、藺草の先を刈り取り、根元に日光が当たるようにし、新芽が育つ環境を整えます。
育った藺草が倒れないよう、杭を打込み網を張ります。重労働な作業ですが、重たい網が倒れてしまうと一年以上愛情を込めて育てた藺草が台無しになってしまうので、沢山の杭を打ち込みます。

1.苗を株分け

2.本田に植え付ける

3.杭が隠れてくると刈り取り直前の合図

4.網を外し、刈り取りしやすいよう寝かす
藺草刈り
品種にもよりますが、六月二十日頃から刈り取りを始めます。高温多湿の中、日の出前から夕方まで刈り 取り、泥染め、乾燥、収納の作業が約一か月続きます。刈り取られた藺草は、大きくて丈夫なビニール袋に入れて保管します。

5.専用刈り取り機で収穫

6.冷たい地下水で藺草をリフレッシュ

7.天然染土で藺草を保護

8.藺草が痛まないよう低温乾燥
藺草を選別、織り上げる
刈り取りから70日以上寝かした藺草をランク別の長さに選別して愛情込めて織り上げます。
丁寧に仕上げた畳表を、皆様のもとにお届けしています。
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9.選別機でランク分け

10.選別した藺草 長い物ほど高級品に

11.調整された織機で藺草を織り上げる

12.一枚一枚農家さんが仕上げ

13.皆様のもとにお届け
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